1年の中でいちばんメキシコを感じられるイベント、死者の日。
今回のブログでは、メキシコ文化に深く関わる死者の日について紹介します。
死者の日は、毎年11月1日と2日に行われる、亡くなった方への愛と感謝を示すお祭りです。1日には子供の魂が、2日には大人の魂がこの世の家族に逢いに戻ってくると言われています。
コンセプトは日本のお盆に似ていますが、違いはなんといっても派手さとカラフルさ。
人々はカラベラという派手な骸骨のメイクをし、カラフルな衣装を着て明るく死者の魂を招き入れます。
死者の日で欠かせないものは、オフレンダと呼ばれる祭壇で、亡くなった家族の写真、死者の喉の渇きを潤す水、死者が生前好きだった食べ物、ろうそくなどを置き、マリーゴールドの花をふんだんに飾り付けます。
マリーゴールドには、死者の魂が迷わず生きている家族のもとに帰ってこれるようにという願いが込められています。
また、パン・デ・ムエルトと呼ばれるパンも祭壇には欠かせません。
パン・デ・ムエルトは独特な形をしていて、一口ほおばると甘く、ほんのりオレンジの風味が感じられ、どことなく懐かしい味がします。
FUJITAYAのフロント前に死者の日のオフレンダを用意しておりますので、チェックインの際に是非ご覧くださいませ。
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